中間テスト・中1・理科の成績アップ!親にできるサポートとその方法

 

 

理科が 苦手・嫌いという 子でも、本当は 時間さえ かければ 成績は 上がります。意外かも しれませんが、その カギを にぎるのは、お母さん(お父さん)かも。

もちろん、中学生の 子供に 理科を 教える 自信がある お母さん(お父さん)は 少ないです。子供に 聞かれて 分からなかったり、間違えたりの 心配も。でも 大事なことは 教えることでは ないんです。

 

実は お母さんが 近くにいて 取り組む 姿を 見守るだけでも、子供の やる気が 上がることは 多いです。このとき、見張る のではなく、あまり 口出ししないで 見守ることが、長い目で見て 自主性の はぐくみに つながります。

ちなみに「子供が 何を やったらいいのか 分からなそう だけど どう アドバイスすれば いいの?」「子供に 聞かれた ときに 答えられない のは かっこ悪い!」という心配に、実は すごく便利な 家庭学習の 助っ人も あります。

1.4. 家庭学習の 便利な 助っ人

 

このページのガイド(目次)

 

1. 中間テストの成績アップ作戦

1.1. 子供のやる気

理科の成績アップには、当たり前ですが、勉強に時間を 割くことが 大事です。そのために カギになるのは、子供の やる気です。

理科が 好きな子なら 話は早いですが・・、そうでない子が、面白くも 何ともない 教科書だけで、理科に 突然 興味が わいてくるなんて ことは ないですね。

サッカーであれば、ワールドカップイヤーに サッカーに目覚める 子供たちが 増えますが、同じように、理科が 好きになるような 出来事があればいいのですが・・、それも なかなか なさそうです。

たとえば、日本人のノーベル賞 受賞者が 出た時も、新たに 理科に目覚めた 中学生は 果たしてどれだけいたでしょうか?・・あまり、期待できそうにないですね。

では、どうしましょう?

おそらく、お母さん(お父さん)が持つ 一番の方法は、子供と 一緒に 取り組んであげることです。

なにも 教えようと 意気込む 必要はないです。一緒に 勉強するくらいの スタンスの方が 気楽にできます。オマケで、もっと子供とも 仲良くなれると思います^^。

忙しい中ですが、最初の 導入部分で 手を貸してあげることは すごく大事なこと。ある程度 動き出せば、あとは 子供ひとりでも できるようになります(それは それで 寂しいかも・・)。

塾や 家庭教師 任せに するより、ずっと経済的ですし、当り・外れも 少ないです。

久しぶりすぎる 理科への接触に 心配な お母さん(お父さん)には、カンタンに使える 奥の手もあります^^。

参考:1.4. 家庭学習の 便利な 助っ人

 

 

1.2. つまづく理由と対応

理科は 単純に 覚えればOKの教科ではないです。数学のように、計算や考える問題もあったりします。

例えば、「生物」は ほぼ覚える分野ですし、逆に「物理」は ほぼ計算・考える分野です。「化学」と「地学」は 両方ですね。

「覚える」部分(生物・地学・化学)と、「計算・考える」部分(物理・化学・地学)とでは、取り組み方を 変えないと 混乱の原因になります。それぞれ、つまづく理由と 対応について 見ていきましょう。

 

1.2.1. 覚える部分(生物・地学・化学)の つまづきと 対策

理科で「覚える」は、単純に 文字・文章だけの 暗記ではありません。実際の モノ・現象と 対応して 覚える 必要があります。

そのため、写真や イラストとともに 覚えるのですが、音読など 音をベースに 記憶するのが 得意な人には 不便さを感じます。また、繰り返し書いて覚えるという人にとっても やりにくさを感じます。視覚情報と セットで 覚えないといけないですからね。

それと 写真や イラストは、教科書・参考書・ワーク・問題集・テストなどによって、表現が 多少違っていたりすることもあって、その違いが 小さな不安となり 落ち着かないことも。

なんとなく 理科だと 覚えるのが 苦手というのには、このような側面も 影響しています。

でも このような 視覚を伴った記憶は、社会に出てからも 必要ですし、いつまでも 苦手というわけには いかないので、トレーニングだと 思って取り組むことが 大事です。

最初の とっつきは悪くても、慣れてくると だんだん 不便さも やわらいでいきます。

 

1.2.2. 計算・考える部分(物理・化学・地学)の つまづきと 対策

とにかく 繰り返しの 演習が カギです。覚える量は 少ないですが、演習を 繰り返すことが 大事なので、思っているより時間が かかる 学習になります。

分かった!と 思ったときに、たいして演習もしないで 先に進むと、後で 忘れて 分からなくなります。

特に 注意したいのは、物理(光、音、力のはたらき等)です。しっかり演習を 行って 正しい性質を 理解しておかないと、光や力は、なまじ日常で頻繁に 体験するものだけに、うっかり勘違いが 混ざりやすいです。注意しましょう。

演習は、解き方が 分かるというだけではなく、問題を見たときに、反射的に 解き方が 思い浮かぶくらいの レベルまで やりこむことが大事です。数学の 勉強方法にも 似ていますね。

関連記事 方程式が苦手な人と得意な人の違い|数学嫌いを直すきっかけ中1中2中3

 

1.3. 親の役割

子供に「勉強しなさい」というだけ ではなく、子供と一緒に 取り組んであげると、いつもとは きっと 違う進展が 見られます。

間近で こどもの勉強を 目にすることで、気づくことも たくさんあります。

つい、いろんなことを つっこみたくもなりますが、あまり 細かく つっこみ過ぎると、面倒がられます。くれぐれも注意しましょう。

勉強している 子供に 目を向けるというより、子供と 一緒に 理科に 目を向けてみましょう。

一緒に進む人がいることで、心が後押しされて、子供のモチベーションも 上がりやすくなると思います。(小言で やる気を 折らないようにしましょう。)

特に教える必要はないですし、質問されたら 答える 感じですが、忘れちゃって答えられなければ 一緒に調べるというのも いいと思います。調べるという行為も、ひとりでするより、一緒にいるほうが ずっと気持ちが のりますので、一緒に いることに 意味があります。

お母さん(お父さん)からのアドバイスは 一つだけ。今の取り組みが「覚える部分」なのか、「計算・考える部分」なのかに 気をつけて、もし「計算・考える部分」だとすれば、簡単に 次に進まないで 繰り返し演習することを 勧めて あげます。

繰り返しの目安は、問題を見たときに、反射的に解き方が 思い浮かび、すぐに 手が動きだす レベルになるまでです。

参考:1.2.2. 計算・考える部分(物理・化学・地学)の つまづきと 対策

 

1.4. 家庭学習の 便利な 助っ人

ブランクが長すぎる理科だから どうしても心配!という場合や、どうせなら、もっと 効率よく 勉強させたい!という場合には、進研ゼミ 中学講座が 便利です。

学習面は 丸々 進研ゼミに お任せできますので、お母さん(お父さん)は子供の やる気サポートだけに 専念できます。

動画による説明や、しっかり力をつけるためのドリル、添削付きの問題(赤ペン先生)、定期テスト対策、勉強をサポートするサブ教材なども充実しています。

塾に比べると かなり経済的なのに、理科だけじゃなく5教科に対応し、さらに 実技の4教科の 定期テスト対策もあります。

進研ゼミは 子供の やる気が カギになります。でも お母さん(お父さん)が その部分を サポートするなら、「進研ゼミ +お母さん(お父さん) 」が、子供の勉強にとっての 最強のコンボに なりそうです。


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2. 中学1年の理科

2.1. ほぼほぼ覚える・生物分野

生物は、ほぼ覚える学習です。でも社会などの暗記と違って、文字だけの記憶ではないです。写真やイラストなどの 視覚的な情報とともに 覚える必要があります。

慣れるまでは戸惑うかもしれませんが、理科での「覚える」の 特徴です。ちなみに、視覚情報を伴う記憶は、社会に出た時もどんどん必要とされる能力ですので、しっかりトレーニングして慣れることも大事です。

 
生物の観察

  • 顕微鏡の各部の名称や使い方です。細かな手順や動作が結構問題になります。

 
植物のつくり・はたらき

  • 植物の部位の名称や機能・特徴・働きなどです。
  • 蒸散・光合成・呼吸の働きや観察・実験方法など。

 
植物の分類

  • 種子植物の分類、シダ植物・コケ植物の特徴など。

 

2.2. 覚える&計算・化学分野

化学は「覚える」と「計算」の両方です。数値を読み取り、その数値で 計算して 何かを求めるパターンの問題も多いです。
 
物質の性質

  • 密度を求めるための重さ・体積の計測や計算など。

 
気体・水溶液

  • 気体の発生方法と、気体の性質、集め方など。
  • 溶質・溶媒・溶液と濃度計算
  • 溶解度・溶解度曲線・飽和の性質を利用した計算

 
状態変化

  • 個体・液体・気体の変化と質量・体積・温度の関係など

 

2.3. 考えに慣れる・物理分野

日常とは 違う 見方・考え方に、最初は わけが 分からず 戸惑ったり・拒否反応を 示す 子も。

まずは 考え方に 慣れることが 大事なので、何回も 繰り返し 触れること。何回も 見直すことで、最初の 頃には 気づかなかった 見落し・誤解に 気づいてきます。

難しいと 感じているうちは 必ず どこかに 見落し・誤解が 紛れてます。繰り返し 問題で 練習しながら、自分の 見落し・誤解を 見つけて 見直して いくことが 力になり、慣れてしまえば あとは 覚えることも 少ないですし 意外と 楽ちんです。

 

  • 光の反射と屈折
  • 凸レンズの性質と像

 

  • 音の大きさ・高さ・伝わり方など

 
力のはたらき

  • いろいろな力の名称・特徴
  • 重さと質量
  • 圧力の計算
  • 水圧・浮力の計算

 

2.4. 覚える&ちょっと計算・地学分野

地学は、ほぼ覚える学習です。これも 社会などの 暗記と 違って、文字だけの 記憶ではないです。現象・状態を 図解や 写真で 覚えたり、視覚的な 情報とセットで 覚える 必要が あります。

地震波など 計算問題も 多少あります。
 

火山と火成岩

  • 火山の特徴・火成岩の特徴

 
地震

  • 地震の特徴・地震による現象・地震の発生のメカニズム
  • 地震波に関する計算

 
地層

  • 地層でき方・特徴
  • 断層ができるメカニズム
  • 堆積岩・化石

 

 

 

3. さいごに

中間テストで、理科の勉強は 後回しにされがちですね。社会ほど 覚える量は 多くないのですが、写真・図等も 覚えたり、計算も あったりで、やりにくさを 感じる人も 多いです。

でも一方で、慣れてしまうと 意外と スムーズに 勉強が 進む教科でも あります。なんだ かんだ いって、社会の ボリュームは すごいですし、数学も 英語も 繰り返しの 演習が 多いですし、国語は つかみどころが なかったり しますからね。

まずは、教科の特徴と それに あった 勉強方法に 慣れることが 大事ですね。

参考:1.4. 家庭学習の 便利な 助っ人

 

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