子供乗せ自転車※事故から子供を守る準備と知識!見落せない落し穴

幼稚園や 保育園への 通園や、お買い物などに とっても便利な 子供乗せ自転車。

でも ひとりで乗る 普通の自転車の つもりで 乗るのは危険です! 間違った思い込みや、ちょっとした気の緩みが、転倒・衝突・接触などの事故や、子供ならではのケガを 招きます。

「事故から子供を守るために、まずは どんな事故・危険があるのか?」
「 普通の自転車とは何が違うのか?」
「 何に注意しないといけないのか?」
「 安全に利用するための準備とは?」

について、まとめます。事故・ケガで 後悔しないために、大事なことです。

このページのガイド(目次)
 1. 子供乗せ自転車の事故・危険
  1.1. 転倒・転落
  1.2. 足の巻きこみ
  1.3. ふらつきによる接触事故
  1.4. 止まれずぶつかる事故
 2. 普通の自転車との違い
  2.1. 思ってたより不安定
  2.2. 思ってたより止まりにくい
 3. 安全に利用するための注意点と準備
  3.1. 安全な子乗せ自転車と子供乗せシート
  3.2. ヘルメットの準備・着用
  3.3. 乗る前・子供の乗せ降ろし・走行時・停車時の注意
  3.4. 雨の日・寒い日の対策
 4. 損しないための見落せない知識
  4.1. 道路交通法や関係規則:守るべきこと
  4.2. 勘違いが多い交通ルール
  4.3. 自転車保険への加入
  4.4. 自動車任意保険の活用について
 5. さいごに

 

1. 子供乗せ自転車の事故・危険

1.1. 転倒・転落

転倒や 転落の 事故は、走行中だけではなく、停車中や 子供の乗せ降ろしの時にも 起こっています。それぞれ 発生する原因・状況が 違いますので、どちらの場合についても 注意が必要です。

1.1.1. 自転車を走行中の転倒

走行中の転倒や、転倒に伴う子供の転落では、体や 顔、頭の 打撲だけではなく 骨折などになることもあり、頭骨骨折・頭蓋内損傷なども発生しています。

シートベルトはしていても、ヘルメットをしていないという場合で、頭に大きなケガが 発生しています。

転倒の原因としては、

  • 子供や荷物で 不安定になった自転車の操作ミス
  • 車道・歩道間などの落差や路面の凹凸
  • 雨天時・雨天後のスリップ
  • 周囲の自動車・自転車・歩行者・障害を避けるため

など があります。
 

1.1.2. 自転車を停車中の転倒・転落

停車中の事故も かなり多いそうです。停車中の転倒や転落でも、子供にとっては大きな落差がありますので、大きなケガも発生しています。体や 顔、頭の 打撲のほか 骨折、頭蓋内損傷などの事故も発生しています。

走行中と 同様に、ヘルメットを着用していないことで、頭部に 大けがをする 事故も 発生しています。

転倒の原因・状況としては、

  • 一人乗せた後、二人目を乗せるときにバランスを崩した
  • 停車後 ヘルメット・シートベルトを外し 荷物を下ろそうとして転倒
  • 子供を乗せたまま自転車から離れているときに転倒

など があります。
 

1.2. 足の巻きこみ

自転車の走行中に、後部に乗せた子の足が 回転している後車輪に 巻き込まれるという事故です。「スポーク外傷」という名称もあります。

アキレス腱が見えるほどの 大きなケガを負ったケースも あるそうです。ケガの完治には 1週間以上を 要すものも多く、中には 1年以上かかる場合も あるそうです。想像するだけで 怖いですね。

足の巻き込み事故の原因・状況としては、

  • 幼児座席を使用せず・ドレスガードもなかった
  • (ドレスガードとは後輪の左右につけるカバーのことです)
  • 幼児座席の足置き部分に不備があった
  • 6歳以上などで幼児座席から足がはみ出していた
  • (幼児同乗が許されるのは6歳未満までです)

などがあります。
 
国民生活センターがアンケート調査や再現実験(※2)をしており参考になります。

この再現実験によると、後輪にドレスガードがない状況で、足を自然に下ろした状態・足をフレームにかけた状態で乗っていると、揺れなどで 足が 車輪に近づいてしまう瞬間があり、その際に かかとから 巻き込まれることが あるようです。

意識せずに 巻き込まれるほかにも、たまたま足が スポークに軽く触れた際の タタタンッといった振動に 興味を持ったり、回転する後輪を 見ていて興味を持って、足を 近づけてしまうケースもあります。
 

1.3. ふらつきによる接触事故

子供を 乗せた 自転車は、不安定に なりやすいです。初めての人は、想像以上の 不安定さに 驚くと思います。

不慣れな運転、あるいは 過信による無謀な運転により ふらつき、モノや 人と 接触する 事故を起こすこともあります。

この場合、自分の運転で 相手をケガさせたり、物を壊したりなど、加害者にも なりうることにも 注意が必要です。加害者となった場合は、損害賠償の責任も生じます。

(参考)2.1. 思ってたより不安定
(参考)4.3. 自転車保険への加入


 

1.4. 止まれずぶつかる事故

子供を乗せることで重量が増えると、その分ブレーキが 効きにくくなります。ブレーキに 不備がなくても、重いものほど 止めにくくなります。意外と見落としやすいので、特に注意が必要です。

止まれずに、何かや 人にぶつかると、自分や 子供だけではなく、相手にもケガをさせたり、物を壊したりなど、加害者にも なりえます。加害者となった場合は、損害賠償の責任も生じます。

(参考)2.2. 思ってたより止まりにくい
(参考)4.3. 自転車保険への加入


 

 

2. 普通の自転車との違い

2.1. 思ってたより不安定

子供を自転車の高い位置に乗せることで、重心が上がるため、子乗せ自転車は、普通の自転車よりも 不安定です。初めての人は、思った以上に 不安定なことに きっと驚くことでしょう。

そのため運転者のサドル(座席)の高さは、ひとりで乗るときよりも、低い位置が 推奨されています。両足が かかとまでしっかり地面に着く高さです。

そうすることで、運転が 不安定になったときでも、すぐに 足をつくことで ふらつきが 小さいうちに素早く 止めることができます。

ふらつきが 大きくなってからでは、たとえ 力持ちでも 転倒を止めることは 難しいです。ふらつきは、小さいうちに 対処することが大事です。地面に足をついて 止めるのが一番です。
 

2.2. 思ってたより止まりにくい

運転する自分のほか、同乗させる子供の体重も加わるため、ブレーキは ひとりで 乗るより 効きにくくなります。重量が重くなるほど、止めるために 多くの負荷が かかるからです。


 
たとえば、転がってくる ボールを 止めようとしたとき、重いボウリングのボールと、軽いサッカーボールとでは、同じスピードなら、ボウリングのボールのほうが ズッシリ重く感じるはずですね。この重さ として感じる 負荷の違いが、ブレーキが 受け持つ 負荷の違いに 相当します。
 

 

3. 安全に利用するための注意点と準備

3.1. 安全な子乗せ自転車と子供乗せシート

子供乗せ自転車用の安全基準もありますので、安全な自転車と 子供乗せシート(幼児座席)を しっかり選ぶことが大事です。

たとえば 自転車については、このようなマークで チェックすることができます。

「BAAマーク」は、自転車安全基準に適合した 自転車に貼付されます(社団法人自転車協会認証)。子供乗せ自転車に限らず 基準に適合した自転車に貼付されます。

「幼児2人同乗基準適合車」のマークは、幼児2人同乗対応のための高いレベルと安全基準を満たした自転車に貼られます。

子供乗せシート(幼児座席)は、自転車と一体型のものも ありますが、後付け できるものもあります。例えば、実績の豊富な OGK製の 子供乗せシート(幼児座席)なら、ズリ落ち防止、5点式シートベルトなど 安全のための 機能が充実しています。

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3.2. ヘルメットの準備・着用

子供の安全のため、ヘルメットは必須です。なお 一度 衝撃を受けた ヘルメットは、新しいものに買換えることも大事です。

道路交通法の「第六十三条の十一」に、幼児への ヘルメットの着用を 務めるように 明記されています(ノンヘルに対する 罰則は ないようですが、子供の 安全のためには 大事です)。

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3.3. 乗る前・子供の乗せ降ろし・走行時・停車時の注意

a 乗る前
異常の点検は、自転車を出してきたり、子供を乗せる 準備をしながらでも、意識して ちょっと 触ってみたり、動かしてみたりすることで 手間をかけなくても ある程度は できるはずです。いっそルーティンにしちゃうといいですね。たとえば・・。

  • スタンドの ぐらつきはないか?
  • ハンドル固定の ぐらつきはないか?(ハンドル固定できる場合)
  • ブレーキのグリップの動き・ブレーキの効きぐあい
  • 足の巻き込みを想定した 子供の足置き部分の不具合
  • 自転車や座席に ぐらつきがないか?
  • パンクなど、外観で分かる異常がないか?

 

b 子供を乗せる
子供の乗せ降ろしの際も転倒・転落事故が起こってます!

  • 自転車から離れる用事は 全て済ましてから乗せる
  • 乗せる前にスタンドのロックとハンドル固定をチェック
  • (自転車が動かないようにする)
  • ヘルメットを着用させてから乗せる
  • 子供を乗せたらシートベルトをすぐ着用する
  • (ヘルメット・シートベルト未着用のまま次のことをしない)
  • 子供を乗せたら自転車から離れないようにする
  • 二人乗せるときは 後部を先に乗せて 前部を後に乗せる

 

c 走行時
慌てずに慎重に!

  • 交通ルールを守る
  • 路面の凸凹に注意する
  • 周囲の自動車・自転車・歩行者などに注意する
  • バランスを崩さないように慎重に運転する
  • 自転車から降りて押して歩くときもバランスを崩さないように慎重に

 

d 停車時
油断が事故につながります!

  • 転倒する恐れがあるので 子供が乗ってる自転車から 離れない・目を離さない

 

e 子供を降ろす
子供を降ろすまでが お出かけです!気を抜かずに やりぬきましょう。

  • 降ろす前にスタンドのロックとハンドルを固定
  • (自転車が動かないようにする)
  • 降ろすまで自転車から離れない
  • ヘルメットを脱ぐのは降ろしてから
  • 二人乗っているときは、前部を先に降ろし、後部を後で降ろす

 

3.4. 雨の日・寒い日の対策

雨の日や その後は、スリップしやすいため、可能であれば 自転車ではなく 歩いたほうが 無難です。

しかし、距離や 時間的に そうもいかない場合もあると思いますが、その場合でも、早目に出発して 普段より ゆっくり走行することが 大事です。

もちろん 傘さしは NGですので、運転者・子供ともに 雨具(レインコート等)着用です。

ところで、雨具以外にも 子供が 濡れないように、子供乗せシートごと覆う レインカバーを 利用する という方法もあります。

レインカバーは、雨の日だけではなく、寒い日の防寒にも使えます。

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4. 損しないための見落せない知識

4.1. 道路交通法や関係規則:守るべきこと

道路交通法のほか、都道府県ごとに定める規則や施行細則などがあり、大事なルールが定められています。

4.1.1. ヘルメットの着用

ヘルメットの着用は、道路交通法に定められています。

『児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、当該児童又は幼児に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。』(道路交通法 第六十三条の十一)
 

4.1.2. 自転車に乗せられる幼児の人数と おんぶ について

自転車に乗せることができる幼児の人数や、運転者が おんぶした場合の 可否については、都道府県ごとに 定める 規則や 細則によって 定められています。そのため、都道府県によって 違う場合もあります。

概ね、

  • 16歳以上の運転者が、幼児座席に6歳未満の幼児1人を乗車させるのはOK
  • 16歳以上の運転者が、幼児2人同乗用自転車の幼児座席に幼児2人を乗車させるのはOK
  • 16歳以上の運転者が幼児1人を子守バンド等で確実に背負つている場合はOK
  • (抱っこ紐で抱っこの場合はNGのようです)

という都道府県が 多いようです。


 

4.2. 勘違いが多い交通ルール

自転車も軽車両として、交通ルールを守らなければならない存在です。

つい自動車が守るもので、自転車には関係ない!? と勘違い しがちな 交通ルールもありますので、ここで おさらいしたいと思います。

進入禁止 ・・ 自転車も進入禁止(自転車を除く補助標識がある場合を除く)。
一方通行 ・・ 自転車も逆行できません(自転車を除く補助標識がある場合を除く)。
車両通行止め ・・・ 自転車も通行禁止。
自転車通行止め ・・ 自転車の通行を禁止。
徐行 ・・・・・・・ 自転車も、直ちに止まれる速度での走行。
一時停止 ・・・・・・・ 必ず一時停止して左右(周囲)の安全を確認。
歩行者専用 ・・・・・・ 歩行者だけが通行できる専用道路。
自転車及び歩行者専用・・ 歩行者と自転車だけが通行できる専用道路。
自転車横断帯 ・・・・・ 自転車が横断するときに通る場所。


 

4.3. 自転車保険への加入

自転車事故での万一のための保険があります。

自転車事故での ケガに 対応するだけではなく、自転車事故で 加害者になってしまった時の 損害賠償にも 対応する保険です。

近頃は、自転車による 事故でも 数千万円規模の 賠償の判決も 出ており、備えがあると 安心です。

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4.4. 自動車任意保険の活用

自動車の任意保険にはオプション・特約で、自転車事故をカバーできるものもあります。掛け金の追加はわずかな場合もあるので、自身又は家族が入っている保険を調べてみるといいと思います。
 

5. さいごに

子供乗せ自転車は、忙しい子育てママ(パパ)の 頼もしい 味方です。しかし 便利な反面、安全に対しては、十分注意も必要です。

子供乗せ自転車は、自動車よりも 子供を近く 感じることができて、歩くよりも ずっと軽快に、子供との お出かけを 楽しむことも できますね。

安全面も見落すことなく、上手に活用して、子供との 生活や お出かけを たっぷり楽しましょう。子供と一緒に 自転車に乗れる 今しか 感じることのできないことが きっといっぱい あるはずです。

参考資料:
※1. 消費者庁発表資料 平成30年5月9日 子どもを乗せた「幼児用座席付自転車の事故」(転倒など)に気を付けましょう ほか
※2. 国民生活センター発表資料 2016年8月18日:公表 自転車に乗せた子どもの足が車輪に巻き込まれる事故に注意 ほか

 

 

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