小説【戦国姫】小学6年生女子が苦手な歴史・社会を好きになった理由

我が家の娘(小学6年生女子)が、近頃 小説の「戦国姫(藤咲あゆな作/マルイノ・絵)」にはまり、すごい勢いで 読み進めています。ただ 読むだけではなく、ときどき 何度か 読み返したり、中に描かれた 家系図なども チェックしたり。興味が 尽きないみたい。

娘とおしゃべりしていると、ときどき 歴史人物の 親戚関係を 話題にされるけど、私の歴史の知識では、もはや 太刀打ち できないほど・・。歴史人物への興味から、他にも いろんな本でも 人物 調べをしています。

おかげで、6年生から始まった 社会科の歴史も 楽しそうに 勉強しているのでした。もとは 苦手だった社会を、歴史好き・社会好きに 変わるきっかけになった「戦国姫」について紹介します。
 

このページのガイド(目次&比較一覧)

 1. 井伊直虎
  1.1. NHK大河ドラマの影響で
  1.2. 「戦国姫 井伊直虎の物語」
 2. 茶々(淀殿)
  2.1. 本屋で選んだ一冊
  2.2. 「戦国姫 茶々の物語」
 3. 濃姫(帰蝶)
  3.1. 織田信長の奥様ってどんな人?
  3.2. 「戦国姫 濃姫の物語」
 4. さいごに
 

戦国姫
名称
(詳細情報へリンク)
物語 値段と送料
1.2. 「戦国姫 井伊直虎の物語」 男のように城主となった戦国姫の物語
1536年~1582年
税込 734円
送料無料
2.2. 「戦国姫 茶々の物語」 信長の姪として生まれ、秀吉の側室・秀頼の母となった戦国姫の物語
1569年~1615年
税込 734円
送料無料
3.2. 「戦国姫 濃姫の物語」 斎藤道三の娘として生まれ、信長の正室となった戦国姫の物語
1535年~1582年?
税込 734円
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1. 井伊直虎

1.1. NHK大河ドラマの影響で

「戦国姫 井伊直虎の物語」は、小6女子の娘が、戦国姫シリーズに ハマる きっかけになった一冊です。

小学校での読書の時間に読むために、1冊何か本を買いに行ったときに見つけました。

もともと井伊直虎という名前は知っていました。というのも、柴咲コウ主演の NHKの大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)を 毎回では なかったですが、ときどき見ていたからです。

本の中には、大河ドラマで 聞きなれた 名前の人物が たくさん登場するので、読み進みやすかったのかもしれません。本を購入して、その日のうちに一気に 読んでしまいました。

あれ?「学校で読むんじゃなかったの?」と聞いたら、「だって、面白かったんだもん!」ということで、学校にも 持って行って、読書の時間に また読んだようです。
 

1.2. 「戦国姫 井伊直虎の物語」

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戦国姫 -井伊直虎の物語ー (集英社みらい文庫) [ 藤咲 あゆな ]
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カバーの表紙の絵や、装丁が カワイイながらも、力強く描かれていて 素敵です。

小学校の 読書の時間に 読むために 本を買いに行ったときに、我が家の娘が 自分で 見つけて 選びました。

本の外観と タイトルの 雰囲気で いつも本を選ぶ、小6 我が家の娘の 関心を引いたのでした。聞き覚えがあった 井伊直虎の物語ということも 気になった理由の ひとつのようです。あまり迷うことなく、この本に決めました。

買ったら すぐ読みたくなったようで、家に帰ると読みだして、その日のうちに 1冊読んじゃいました。(もちろん当初の予定通り、小学校の 読書の時間にも、ちゃんと持って行って また読みました。)
 

読書しながら時々涙を流している我が家の娘

戦国時代だけに、可愛そうなエピソードも たくさんあり、家で 読んでいるときは、時々 涙を流しながら 読んでいます。相当、物語に入りこんでます。

「学校でも涙を流したりするの?」と聞いたら、「さすがに それはない!」と、がまんしているそうです。
 

大河ドラマ「おんな城主 直虎(2017年)」との違い

諸説の違いというのか、解釈の違いというのか、この本と ドラマには 違いもあります。

ドラマも 本も 同じ題材でも 作り手が違うと 物語も違うようです。歴史には諸説あるみたいですからね。
 

小学上級・中学からの女子向け

それと この本が、小学上級・中学からの 女子向け ということも 大きいです。

戦国の策略や 駆け引き、戦いなど、男子が 好みそうな ところは 軽~く スルーして、当事者や 関係者たちの 悲哀や 感情に スポットをあてて 描かれているところが、女子の心を つかむんでしょうね。

そのため、読んだあと、我が家の 娘の口から出る 話題は、戦いに勝った・負けた とかではなく、誰と 誰が 結婚したとか、誰それは バツイチで・・とか、人間関係の 話題が 多いのでした。さすが 女子です(笑)。

戦国時代についても、こういう切り口で 見ていくと、女子にも 面白く感じるんでしょうね。
 

 

2. 茶々(淀殿)

2.1. 本屋で選んだ一冊

「戦国姫 井伊直虎の物語」で、戦国姫シリーズの面白さを知った娘が、次に 選んだのは「戦国姫 茶々の物語」でした。

「戦国姫の 次のが 欲しい!」と いわれて、小6の娘と 一緒に 本屋に行って 購入しました。

戦国姫シリーズが 並ぶ棚の中から 見つけてきたのが、この「茶々の物語」でした。

茶々は、織田信長の妹・お市と、浅井長政との間に生まれた姫で、後に 豊臣秀吉の側室となり、秀頼を産みます。最後は、大阪夏の陣にて 秀頼と共に 生涯を閉じます。

前回と同じように、買ってきた その日のうちに 読みきってしまいました。
 

2.2. 「戦国姫 茶々の物語」

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直虎の時とは違って、カバーの絵柄に 勇ましさはなく、お姫様なのでした。

直虎の場合は、もともと 大河ドラマを 見ていたので、登場人物に 聞き覚えのある人物が 多くて、読みやすかったこととと思います。

でも、今回は 登場人物もガラリと変わり、まだ歴史を習いたての小6女子には、知らない 人ばかり なのかなぁと、少し心配したのですが・・。
 

小栗旬主演のドラマ・映画「信長協奏曲」と同じ時代

そんな心配は 不要でした。ちょっと前に見ていた、小栗旬主演のドラマと映画の「信長協奏曲」と 同じ時代の話でした。なので、登場人物も 聞き覚えのある 人物が いっぱい いました。

そういえば、信長の 妻役の 帰蝶(きちょう)も 柴咲コウが 演じてましたね。大河ドラマの 主役・井伊直虎と 同じです。

結局、登場人物に 聞き覚えのある 人物が 多いことで、かなり読みやすかった みたいです。
 

ときどき涙しながらの読書

我が家の小6娘は、前回同様、ときどき 涙しながら 物語に 夢中になって 読み進んでいました。

茶々はという人物は、戦国時代の 悲劇や 歪みを たくさん背負った人でした。

たとえば、側室となった 豊臣秀吉は、自分の父である 浅井長政を攻めて 浅井家ごと 滅ぼした人物です。(茶々は 小さいながらも、その戦いの場にいて、母親・お市や 妹たちと 共に、城から逃げのびています。)

時が流れて、柴田勝家と 再婚した 母親の お市や 妹たちと共に 茶々は越前に移ります。しかし その翌年、賤ヶ岳の戦いがあり、義父・柴田勝家が 秀吉に敗れ、母・お市もともに そこで命を落とします。(茶々は 妹たちとともに、城から逃げのびます。)

このように、父と母の両方の 仇ともいえるのが 秀吉でした。さらに言えば、浅井の祖父母と、兄の 仇でも あります。

茶々は、その秀吉に 望まれて 妻(側室)になります。

そして、赤ちゃんを産みます。しかし、幼くして 病気で 亡くします。

次に 産まれた 子は成長し、秀頼となりました。しかし、大坂夏の陣で、家康に攻められて、その秀頼と共に、茶々は命を落としたのでした。
 

茶々(淀殿)は悪女?

作品によっては、茶々は 悪女のように 扱われることも あります。徳川びいきな 視点になると、悪者に なっちゃうの でしょうね。

でも この本では、様々な試練を 乗り越えていく、とても素敵な 茶々の姿が 描かれています。
 

時の実力者の野心が 生み出した理不尽の 犠牲

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など、時の実力者の 野心が生み出した 数々の 理不尽の 犠牲になった人たちの 物語が たくさん描かれています。

教科書では 華々しい 実績が 語られる 人物たちの 行動の陰には、たくさんの悲劇が あった ということを 知ることが できるのでした。

歴史に対する イメージも ちょっと 変わりそうです。
 

 

3. 濃姫(帰蝶)

3.1. 織田信長の奥様ってどんな人?

ウチの小6娘が、「次は 濃姫(のうひめ)にしたよー」って 言われたときには 正直、誰? と思いました。

「織田信長の奥さんだよ」と、小6の娘に教わったのでした。

鬼のように 恐れられた という 織田信長の 奥様って、どんな人だったのかな?

ちなみに、小栗旬主演のドラマと映画の「信長協奏曲」で、柴咲コウが 演じていた 帰蝶(濃姫)は、気が強くて、意地っ張りで、でも優しい一面ももった 素敵な人でした。

ちなみに 娘は、これまで同様 買ってきた その日のうちに 読み切っちゃいました。一気に 読めちゃうほど、面白かった!ということでしょうね。その後も 何度か 読み返しているみたいです。
 

3.2. 「戦国姫 濃姫の物語」

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濃い赤と黒の着物で、薙刀も構えているのに、微笑んでいる姿は、ちょっと怖い 感じにも見えます。蝶々が飛んでいるのは、帰蝶の名前に ちなんで なのでしょうね。

ちなみに、おんな城主だった 井伊直虎と 同じくらいの 年齢だった みたいです。どちらも 柴咲コウが 演じたという 共通点もありますね。(NHK大河ドラマの 井伊直虎と、信長協奏曲の 帰蝶です。)

この濃姫(帰蝶)という人物は、あまり史料が 残っていないそうです。その分、物語や 人物像は、作家さんの 創意工夫が影響してくるみたいです。藤咲あゆな作の 濃姫は、どんな人物なのでしょうね・・。
 

ときどき涙のうちの娘

茶々の ストーリーに 比べると、かなり まっとうな 感じの 滑り出しで 話が 始まりました。

斎藤道三くらいの 実力者の 娘だと、戦国時代とはいえ、比較的 安泰な 日々も あったんでしょうね。

最初の 盛り上がりは、やはり 結婚です。大うつけと いわれていた 信長との結婚が 決まってからの 帰蝶(濃姫)の 心の動き、そして、信長との 初めての 会話のシーンです。

信長も、帰蝶も カッコよくて、ジーンと心にしみます。

物語では、信長の活躍も たくさん 出てきて、戦国時代らしい物語も たくさん出てきます。

濃姫は 正室ですが、子供ができなかった ということで、その苦悩も 描かれていました。

ところで、濃姫の 最期については 諸説あるそうですが、この物語では、本能寺の変で 信長と ともに・・・。このシーン、泣けました。娘も泣いてました。まさに、この物語の クライマックスでした。
 

浅井討伐を 茶々の物語とは 反対側の立場で

物語の終盤のほうで、信長の妹のお市が 嫁いだ 浅井長政の 裏切りにより、浅井長政と 信長は 敵対関係となり、最後は 浅井家を滅ぼします。

お市は、茶々・初・江の3人の娘を 連れて、織田家に 保護されました。

同じ出来事を、別の視点の物語で 見るっていうのも、なんだか不思議な 感じで、面白いですね。
 

濃姫は 明智光秀と従妹だった

娘が、得意気に 教えてくれました。

信長を 裏切り 本能寺で 倒した 明智光秀は、信長の奥さん・濃姫の 従妹だったというのは、知りませんでしたし、娘から聞いた時は へぇ~!と 驚きました。

娘はだんだん、歴史といってもテストには出そうにない ちょっとマニアックな マメ知識が 増えてきている みたいです。
 

さいごに

この 戦国姫の 小説の シリーズを きっかけに、近頃 歴史に興味を 持ちだした娘が、また違った 切り口の 歴史の本に 興味を 持ち始めています。この興味、果たして いつまで続くのかなぁ・・。

 

 

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